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ユニットハウスの特徴とその活用例について

2011年09月14日 07時44分

ユニットハウスとは、建築工程の大部分を工場でユニットとして生産し、短期間で一定の規格によるニーズに応じた建築物を提供できる建築の手法です。現地では工場で生産されたユニットをクレーン等で積み木のように組み立てるのみであるため、職人の腕に左右されること無く均一な建築物が提供され、工期も現地条件にかかわらず、大幅に短縮されるという特徴を有しています。規格化されたボックスフレームを1ユニット単位で簡単に増築、減築することも可能です。


また、クレーン等を使用することで、建物ごと移動が可能なため、商売等でより好立地の場所が見つかった場合、そこでの事業開始に向けたイニシャルコストを大幅に低減することができます。移設が簡単であることから、新たな土地の形状にあわなかったり、ニーズの変化が生じた場合には、その買取ということも可能となっています。これは、リユースという概念により、建築廃材を大幅に減少させ、環境負荷を最小限にするという意味でも、新たな時代にあった工法と言えるでしょう。


建築現場などでレンタルにより繰り返し利用されることを前提に提供されるユニットハウスもあり、これらは目的に応じた頑丈な設計となっています。建築現場の現場事務所というイメージの強いユニットハウスですが、その特徴をいかし、近年では、携帯電話のショップや自動車販売事務所、一般企業のオフィスとして用いられることも増えてきています。また、工期の短さにより今回の東日本大震災の仮設住宅として、被災地に大量に提供され、被災者の支援、現地の復旧・復興に大きな役割を果たしています。